かつて、英国中部コベントリーは、自動車産業で栄えた産業都市だった。昨今の国際化の波に呑まれ、人件費の高騰を理由に、多くの自動車会社が、旧共産圏にその工場を移転している昨今。この街は、深刻な貧困に喘いでいる。そんな、街から、The Enemyは生まれ、そして、生活をして来た。彼らの、曲、“Away From Here"“It’s not OK”は、そんな、9時から、5時ライフスタイルを否定した、歌詞から始まる。そして、将来の不安の為に、労働と言う時間の奴隷になり、結局は、その将来さへ、簡単に失ってしまうと言う、強烈な風刺の効いた歌詞だ。それは、コベントリーが今抱えている問題をストレートに表現した物に、違いない。
リードボーカル、トム・クラークは、彼等の詞について、こう語る。“彼等の生まれ育った環境に影響されないソングライターなんて、認めないね。僕は、僕が一緒に育って来た物や、見て来た世界を書くのさ”それは、一種の、今の音楽業界のグローバル化に反している。結局、今の英国のバンドは、この地域労働者に向けたスタンスで、デビューする所謂、ターゲットを絞った形で売り出す手法が頻繁に行われている。80年代の世界征服とか言う、普遍的なロックは、今は、ダサいとされているのだ。(笑)これが、少年期にオアシスを聞いて育った世代の、新しい彼らなりのオアシスの捉え方であり、プロモーターの売り方なのだ。
最近は、海外のアーティストが、日本を舞台にPV(プロモーション・ビデオ)を撮ることは、そんなに珍しい物では無くなって来ているが。オーシャン・カラー・シーンのProfit In Peaceは、所謂、王道の反戦ソング。アトミック・ボム(原子爆弾)が投下された、日本で撮影する理由は正当なのだが。また、ペット・ショップ・ボーイズのFlamboyantのPVは、毎日平凡な日々を送っている、サラリーマンが欽ちゃんの仮装大賞に、出場して、優勝すると言う、サクセスものなのだが。これが所謂、フラムボヤントならば、関連性は見出せる。しかも、日本のサブカルを時折まぜているので、これも、フラムボヤント。日本自体がフラムボヤントに見えたのかもしれない。
しかし、ザ・キラーズのRead My Mindは、どうなんだろうか?ガチャピンや、日本版プレスリー、など、不思議な日本が満載。最後に、カプセルホテル。なんの意味があるのか?確かに、異国情調漂うのは理解できるが、、、なんとも歌詞との関連性は?と言う点で、疑問なのだが。(笑)
最近の中古市場は、サイクルが早いのか?もう、ザ・コアーズや、ブルーなんかが、叩き売り状態なのは、些か驚きなのだが。ブルーは、英国のボーイズバンドの正統派で、アナザー・レベルの系統を受継ぐ、白人3人と、黒人1人からなる4人編成のバンド。2000年の幕開けと同時に、セクシー路線で人気を博したバンドだが、意外と、ボーイズバンド、アルバム3枚、限界説を乗り越えることができず、ベスト盤を発売。他の先輩同様、見事に、解散、メンバーそれぞれの、ソロ活動と言う伝統的な道を歩むことになる。このバンドで、メインボーカルを執っていた、リー・ライアンのソロは、第二のロビー・ウィリアムスとの巷の評判を裏腹に、少しスランプに終わった。
結局、当初、地味に推移した、アルバムセールスも、ジワジワと伸ばして来た、サイモン・ウェッブの方が、今では、このグループの一番のソロ成功例と言えるかも。活動期には、スティーヴィー・ワンダーや、エルトン・ジョンとのコラボなどで、話題性を作り、日本マーケットを意識して、槇原敬之に楽曲、The Giftを頼むなど、プロモーションは上手かった。
このバンドの絶頂期は、多分、If you come backの頃で、この曲は、彼らの個性が一番に引き出されており、歌いやすい。結局、この路線では、長く続くはずもなく、古典的な、大人の歌える、ソウルグループをアルバム、Guilty辺りで目指すも。他の先輩同様、少し、無理があったようで。同じ頃の、Westlifeは、デビュー当時から、アイルランド、スライゴーの出身と言う、その芋臭さが幸いして、今では、保守層の支持をガッチリ掴み(メンバーのゲイ発言もあったが)、息の長いボーイズバンドとして、生き残っている。
How crazy are you?は、スウェーデンの女性ボーカリスト、メイヤのヒット曲。最近、日本のエビアンのCMで、この曲が使われている。中古CD市場では、供給の方が多かったのか?値崩れが著しいですが。このポップスは使いやすい物なのでしょうか?今更、スウェーデンポップって言うのもなんですが。日本では、ここら辺を聴いている層が、地味にその伝統を途絶えさせないように頑張っているのか?(笑)
ローランドの入門機、SH-101さんのことが、無性に気になる昨今である。(笑)実家の屋根裏に、密かに眠っているのか?母親が、こんなプラスティックで軟弱なカビの生えたモノラルシンセサイザーなんか、邪魔だと、ゴミの中に埋まっていたかも知れない。大丈夫だっただろうか?(笑)
It is used by Orbital, Future Sound of London, Uberzone, The Prodigy, 808 State, The Grid, Cirrus, Eat Static, Jimmy Edgar, Apollo 440, Devo, Union Jack, Luke Vibert, Dirty Vegas, Josh Wink, the Crystal Method, Aphex Twin, Astral Projection, Les Rythmes Digitales, Sense Datum, Squarepusher, Sascha Konietzko of KMFDM/MDFMK, Freddy Fresh, Lab-4, Nitzer Ebb, the Chemical Brothers and many more.
上の、大御所が使用していることでも、 明白だが、安っポイ音が、テクノにはモロはまる品物でした。今となっては、ビンテージ音です。(笑)
「スウィート・サレンダー」のアンビエント的な感覚が好きだ。しかし、このアルバムの代表作は、多分、映画(シティ・オブ・エンジェル)のサントラに入った、「エンジェル」なんだろうけど。実にワーナー・ブラザースのサントラ作戦の成功例みたいな映画で、作品自体はカビが生えていたが。サントラは、バカみたいに売れた。(笑)
最近、何気にTVを見ていると、シスコはロックシティ(笑)当時は、まだ、素敵な洋楽のタイトルを、邦楽的に変えて発売していた時期。なんとも、気さくなタイトルなんでしょうか?因みに、正式な曲名は、We built this cityって言う。スターシップと言う、何とも当時流行った、産業ロックの申し子みたいな、バンドでして。晩年、自棄になったのか?このようなスタイルになったと記憶している、初期は、ジェファーソンと冠を付けて、真面目なロックバンドでした。(笑)MTV時代に向けて、バンドの方向性を変えて、泥沼にはまった例だと認識しています。不満に思った、メンバーは次々と脱退。自分の音楽性を追及するが、あくまでも、マニア向け。結局、洋楽を少し御洒落に聴いていた、今の三十路後半世代の、彼らの印象は、産業ロックって感じしか残ってない。
その良い例が、最近、音楽配信チャンネル、VH1が音楽雑誌、ブレンダーマガジンと共同で行った、最も最悪な50曲で、見事一位に輝くと言う、有難くないオマケまで頂いて。結局、あの当時の、誇れるアメリカは、MTVと言う発明であって、経済的にはそんなに潤ってなかった時代だったし。良いじゃないか?僕らには、ロックがあるんだからって言う開き直りも必要だったんだと思う。(笑)恥ずかしい歌詞を高音で歌い上げる。いやはや、CMにはインパクトありますよ。
彼らの、80年代が商業主義に毒され、純粋なロックを食物にして来た、悪の部分を体現するようなバンドであるのに、ロックンロールを発明でもしたかのような、図々しい歌いっぷりは、結局、ロックは彼らによって作り出された物でないことを明らかにする。この曲は、ロックとは程遠い、レコード会社の思惑が一杯詰まった、一種の音楽の研究室で、練りに練られて作られた、サウンド以外何物でもない。
ブレンダーマガジンより、引用。
これは、デジタル(CD)版編集なんだろうけど。本国のアナログ版編集を使用した日本版を、埋まっている中から救出。500円なり。wonderful lifeはそのモノクロのPVが日本でも受け、某メーカーのCMソングに。英国でも度々CMに使われる名曲。この時期、Danny Wilsonや、Scritti Polittiなんかが受けた時期だったので、彼の成功もある意味理解できる。今なら、この手は受け入れられそうも無いけど。(笑)
因みに、当時、日本で行われたライブ録音版は、少しレア物らしく、入手困難とのこと。ココラ辺では、当時の定価並で、売られている御様子。(笑)某中古CD屋で、200円で救出したのは、5年程前だったか?








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