その前の、ロンドン経由のツアー客は、ロストバゲッジをまともに喰らい、何とも窮屈な海外旅行をしないと行けないと、自分がそのロシアンルーレットに遭遇しなかったことに、肩を撫で下ろしている、某旅行会社の添乗員。確かに、大変なんだろうな。天気は、それなりに良かった。数日までの、猛暑が嘘のように、ドイツは、秋の気配。11度と言う、飛行機の機外温度の表示に、降りるの止め様かなとふと思ったのだが。ま~、慣れれば、この気候は、今の日本よりは、数段快適な訳で。相変わらず、ワールドカップでの愛国心は、健在で、特に、田舎町に行くと、ドイツ国旗が高らかに掲げられている。ある意味、ちょっちおそろしい。
キャセイのサイトを見ると、欧州の場合、英国を経由する飛行機が、機内持ち込み荷物の禁止が適用されると書いてある。ドイツは、どないだ。しかし、飛行機も乗りにくい時代になったな~っ。IRA絡みで、英国の飛行場は、厳しいって言うのは、以前から感じとしてあるのだが。あんな、ビニール袋にパスポート入れないといけないの?夜店の金魚すくいの帰りみたいで、なんかね。(笑)根本的なことを解決しないで、テロとの戦いって言っても、なんともね。そんなセキュリティーを強化しても、防ぎようがないのが、人間の心。なんとも、いたちごっごだね。とりあえず、学生時代、貧乏旅行で、拝んで以来の、シンデレラ城。ミュンヘンで、ユースホステルに泊まって、酒場で、飲めないビールをシコタマ飲んで、酔い崩れ。ミュンヘン市内を大声で、歩き回っていた思い出が、いっぱい。若かった。あの頃、同行した、友人は、この前会うと、糖尿病だと、親方と言える程の恰幅の良い体型に。時は、彼に何を与えたのか?シンデレラ城は、あの時のまま、僕を迎えてくれるのだろうか?
当初は、アイルランドに個人旅行って思ったわけで、当然ヒースロー経由、激安航空が真っ先に頭に浮かんだ訳で。しかし、今、考えれば、この計画は、無謀だった。ネットで、探すも、なかなか良いチケットが無かった訳で。仕方なく、ツアーで、ドイツのロマンチック街道と、ベタなチョイスになってしまいました。(笑)ま~、昨今の一件、空港はドエライことになっておる御様子で、いたたっ、、、ま~、フランクフルト空港まで、その余波が及んでないことは、願いながら。こんな時期に、金持ち染みたことするんじゃなかった。普段は、TVで、出国ラッシュの映像を観て、アホが、ゲルマン大移動か!と、罵声を浴びせている人種なのに。属してしまった。シーズンオフの激安チケット、専門だった族が。歳は、人間を駄目にする?(笑)
WCドイツ大会を観てる。相変わらず、イングランドサポは愉快だ。あれをフーリガンとして扱うなら、それは、英国の男性皆総フーリガン化とでも言う必要に駆られる可能性が生まれる。(笑)巨大な組織になると、それはそれで、ただ、強いチームが勝利すると言う、完全な実力主義と違ってくるのは、どこの社会でも同じだ。今回の大会も、ある意味その種の思惑が多分に感じられる。書店にたまたまいって、何気なく文庫本のコーナーに行ったら、こんな本が目に入った。少し読んでから購入することにする。巷に溢れる、WCフィーバーで即席に作られた、本の数々とは少し違う感じがする。あの手の本は、フットボールと言う宗教的な要素が殆んど感じ取れない。ある種、戦術があれこれとか、どうでも良い物で、そんなものがあるからといって、決してジュールリメ杯は手に入れられない。フットボールには、人間臭さが必要なんだよと言ってる数少ない本だと思う。最近のFIFAは、綺麗な大会にしたいらしい。其れは其れで良いが、他のスポーツでして欲しい。私達のフットボールは、そんなものじゃないのだから。
FIFA会長、ブラッターは、どうやら、彼の矛先をアーセナルのデイビッド・デインに向けたようだ。G14と、FIFAならびに、UEFAの対立は以前に紹介したが、この対立の次のラウンドの鐘が鳴り響きそうな勢いである。と、ここまでは、私の個人的な推測でしかない。あくまでも、アーセナルの裏金の問題は、存在が明らかでない子会社を通じて流れていることは、しきりに囁かれていた訳であり、今回に限ったことではない。アーセナルの健全な経営、バランスシートの清潔さと言う、些か迷信じみた、まやかしは、昔から怪しかったのである。
エミレーツスタジアム計画を強行に進める時、それは、明らかになりつつあった)今回のコートジボワールからの言わば、人身売買じみたケースは、アーセナルの監督、ベンゲルのカンヌ時代までに遡ることになる。当時、駈け出しのベンゲルにアシスタントとしての仕事を与えたのがこの人物だ。ギユー氏は、アフリカ大陸には、まだ、ダイヤモンドの原石が無数に転がっていると、確信し、この地にアカデミーを作ることをベンゲルに打診する。ベンゲルはそのアイディアに賛同し、ASモナコ時代、彼はこの事業に、資金援助をすることになる。ここで行った、将来の投資は、300パーセントの利回りを見込まれる、言わば、金融派生商品みたいな物だ。当然、ベンゲルがモナコを去るとき、この事業の資金援助は途絶えることになる。しかし、彼らのコネクションは、ベンゲルのポケットマネーによって、継続することになる。
ベルギーは、他の欧州国とはことなり、移民規定がやや、緩めに設定されている。英国などでは、ワークパーミットの規定を厳しく設定する傾向にある。ある程度のフル代表の経験を要求されるので、多くの若い選手の障害になるケースが多く存在する。この事業は、この規定が緩やかな場所で行う必要があったのだ。
事の発端は、ベルギー北部、オランダとの国境に近い、デンデルモンテ当局が、ベルギークラブ、ベーヴュランの不思議な金の流れに対して、調査に乗り出したことによる。当初、マフィアの関連を疑ったが(ある意味、ここでも人身売買のケースが見え隠れする)、調査を続けていくうちに、その資金は、ある会社からの物であって、その会社を調べて行くうちに、背後に英国のプレミアリーグクラブ、アーセナルの名前が浮かび挙がって来た。この事実に、英国の国営放送、BBCの番組、ニュースナイトが噛み付いたのだ。(尚、この一件は、マフィアの関与が除外された後、当局の調査は打ち切られることになり、全ては、FIFAのサジ加減に委ねられることになった)
この番組では、アーセナルの関連会社創設当時に於ける書類に、アーセナルの影の実力者デイビッド・デイン氏のサインが記されていることを公開。彼の大きな関与を仄めかした。(ある意味、自殺行為だとも思えるが)この関連会社ゴールを通して、孫会社を巧みに創設。この会社は、先のベーヴュランの株を所有しており、実質支配下にあるのだが、これは、大きな問題になる。フットボール界では、2つのクラブを同時に支配することは、禁止されているのである。
FIFAは、この件は、アーセナルが所属する英国、FAの積極的な関与が必要だと、参加を促している。FAの規定では、複数の国内のチームに影響力を持つことを禁止しているだけで、国外には、その規定は及ばない。しかし、FIFAのルールでは、その範囲が、世界中に拡大されるのだ。
アーセナル側のこの件に関しての、声明は、一貫して、あくまでも、友好関係での提携であり、このクラブを支配するようなことはありえないと、反論。上の書簡に対しても、潰れかかったあるクラブを救済する、慈善目的以外何物でもないと、否定する。(当初は、寄付すらしていないと、完全否定だったが、書簡がメディアにお披露目されては、無視することはできなかったようだ)しかし、ベーヴュランの状況は、最近、キナ臭い。ベンゲルのビジネスパートナーである、ギユー氏がこのクラブの監督に就任したことまでは、ある意味、彼らの友好関係の一つだと、理解できるが。ベルギーの若手から、突然、コートジボワールの若手に総入れ替えを行ったのである。(これが、ある意味、当局が当初、マフィアとの関連を疑った最大の理由だろう)このクラブの関係者は、証言で、大量に輸入した、コートジボワール選手が移籍することで発生する、利益は、クラブ側には殆ど回ってこなかったと証言している。それは、全体の30パーセントは監督のギユー氏に、60パーセントは、アーセナルの関連会社に、残った10パーセントの配当だけが、クラブ側に寂しく残ったと言う。
皮肉にも、彼らの選手工場としての役割は終わったのであろうか?アーセナルとの関係は打ち切られ、降格からギリギリ逃れたものの。彼らは、賃金の未払いの為に、また、降格の危機に瀕している。(言わば、都合の良いように使われ、捨てられたような物だ)
ギユーは、この年の4月に、行き過ぎた、クラブ経営で、このクラブを離れるが、強かに、第二のコートジボワールを見つける為に、アフリカ大陸の別の地で、アカデミー事業に勤しんでいるようだ。そして、昨今、タイにもその手を伸ばし、アジア市場に目を向けているようだ。
結局、コートジボワールのWC出場の悲願達成には、この一件が大きく関与していることは否定できない。ある意味、この出来事の中で、唯一、賞賛に値する成果だとも言える。後は、ある意味、デリバティブ紛いの何物でもない。多分に、この件での、大きな発展は期待できないであろう。相手が悪すぎる。
パスタリーグの不正は、パスタの名脇役として、君臨する、バジル以上に歴史的に見ても、共存共栄の伝統がある。今回の、ユベントスのモッジGMの長年に渡る、イタリアフットボール界での影響力を固持して来た、帝国の崩壊は、一つの盗聴テープ(俗に言う、トリノテープ)が、お披露目されたことから、始まった。これは、所謂、彼らの都合の良い、マリオネット(操り人形審判)を、イタリアフットボール協会との闇のパイプを使って、選び出す部類の交渉の一部分だった訳だが、この他にも、有名TVキャスターを利用しての、ユベントスのプロパガンダを流すことを怠らなかったり(後に、彼のキャスターとしての、キャリアは終焉を迎えることになる。因みに、この番組を放送していた、LA7は、インテルの経営に参加している、最近テレコムイタリアの買収で名を馳せた、ピレリのマルコ・トロンチェッティ・プローベラ氏が筆頭株主だと言われているのは、なんとも皮肉である。)、パウロ2世の死去に伴う、試合延期の礼儀を無視し、内務省を通じて、強行しようと企んだ。(所謂、対戦相手、フィオレンティーナのチーム状態が最悪だった(主力の怪我、警告)ことに、対応した、彼なりのルーチンワークであったが、しかし、これは、失敗に終わる。ユベントスが国内で、彼らの地位を揺るぎ無い物にしていたと同時に、欧州での彼らのパフォーマンスの疑問点?これは、長年に渡る、彼らの都合の良い様に、イタリアは動いていると言う、支配のシステムが上手く動いていたからこそ、今まで続いたと、昨今納得させられる。
モッジGMのイタリア支配は、政界までにも及び、その権力は偉大だった。イタリアでの代理人ビジネスで、その影響を固持している、息子も、モッジの恩恵を受けていた人物の一人だ。彼らは、移籍ビジネスの旨味につけこんで、巨額の富を得ていたと、最近明らかになった。(この一軒は、イブラヒモビッチのアヤックスからの移籍の際にも、関連しており、彼のトリノ市内の自宅にまで、調査が及んだことは、記憶に新しい)
その背後には、政界の大きな役割があったことは、先の延期の件を見ても明らかだ。昨今の、イタリアの政局変動と同時に、フットボール界の、闇のシステムの崩壊も間逃れなかった。ただ、其れだけの事。新首相は、イタリアの膿を取り除くことに必死だが、今回の一件も、その一つのことに過ぎない。モッジが自分の居るべき場所でなくなったと、語ったのは、興味深い。しかし、また、同じように、数年掛けて、新しい闇のシステムが構築されるだろう。パスタの生地は、寝かした方が旨味が出るのだ。当然、彼らの自慢の株価は、下落を余儀なくされた。上昇軍団であると、見せかける為に、最大の努力を惜しまなかった彼は、株主の観点からみれば、有り難い御人だったに違いない。しかし、フットボール界としては、有り難迷惑、この上ない。
イタリアの自動車会社、FIATの経営で御馴染みの、アニエッリ家の血筋を引き、この同属グループの次期トップと噂される、ジョン・エルカーンは、グループ傘下のトリノ地方紙に、最悪な結果になろうとも(つまり、セリエBに降格)、支援は続けるつもりだと、告白。其の他、6月29日に予定されている、株主総会で、新体制造りに着手すると宣言。しかし、アニエッリ家が直接関与する余地はないと、彼の関与を否定。フットボールに精通した、専門家の手に委ねるのが、妥当な選択だと述べる。彼らの持ち株会社、IFILは、ユベントスの60パーセントの株を所有している、筆頭株主である。FT(ファイナンシャルタイムズ)は、今回の一軒は、アニエッリ家の筆頭株主であると言う自覚の無さが露呈した、怠慢経営からなる、不祥事だと、失われたユベントスの10年と批判。若い後継者のアニエッリ家の今後に注目と、車事業以上に、パスタの国に於ける、フットボールの位置は、揺るぎ無いものだと、積極的な参加を促して終わっている。
一部の報道では、彼らの収益の凡そ半分に当たる、年間、8千4百万ポンドのテレビ放送権収入は、今回の制裁の一つでもある、下位リーグ転落によって、契約が打ち切られる可能性を示唆。既に、主力選手も、下位リーグではプレーするつもりはないと、次々と、クラブを去って行く、大量移動は、間逃れない状態であると警告している。以前から不評だった、ホームスタジアム、スタジオデルアルピの回収、改築作業の計画は見直される可能性があると、示唆。
因みに、今回の一軒で発言した、FIFAの会長、ジョセフ・ゼップ・ブラッターの口滑らし行為は健在で。この一軒が、アフリカ諸国で起こっているのではなく、イタリアで起こっていることに、驚いていると、自らの行為を赤裸々に述べるように、語って、滑稽を買っている。(所謂、彼のFIFAでの地位は、アフリカ諸国の絶大なるサポートの上で成りって立っているのだと言う、以前からの噂を、肯定したのである。(笑))
しかし、捨てた女性が、邪悪な家業(株取引)に就いてしまった後の、今回の転落。元、パトロンが、もう一度、気品ある女性として、社交界デビューさせるしか、手はないのか?
どうやら、G14の幻想に囚われの身の、チェルシーのモウリーニョ氏。プレミアリーグ制覇、FAカップ獲得まで目の前だが、英国国内での影響はさて置いて、欧州での影響力は、Gに入っているクラブとそうでないクラブでは雲泥の差があると、言いたげである。それは、白熱した試合に成る程、その影響力の効力は計り知れないと信じて止まない。彼なりの解釈。有る程度のお金は注ぎ込んで、身形は良くした。今度は、社交クラブへの成金のデビューだと言うことなのだろうか?しかし、最近、G14は、自らの財源をFIFAに求めようと必死である。それは、無名ベルギーのクラブの名を借りての法廷での、ナショナルチームに与えられる、主要な大会(WCなど)の分配金の確保へと話は進んでいる。欧州のリッチと言われるクラブが、代表チームの財源の奪い合いに必死になり、それは、彼らがもぎ取れる最後の砦だと言わんばかりに、フットボールのお金の搾り出しも、最終局面に向かいつつある、予感さえ感じさせる。お笑いな出来事だ。チェルシーが成金で、品がないのと同様、気品高い彼らも、有る意味、同類だと思う、今日この頃。(笑)
“それは、一種のアパルトヘイト(人種隔離政策)と同時に、欧州型フットボールモデルの終焉を意味する。彼等(G14)は、昇格、降格と言うこのモデルのスリリングな部分を取り除こうとしている。そして、アメリカ式の馴れ合いグループを作ろうとしているんだ。そして、WWEみたいな、シナリオ化されたエンターテイメントに、フットボールをしようとしている。そして、それは、代表の終焉をも意味する”と、UEFAの広報は、声を高々に警告を放つ。
G14の国内リーグ以上に、フットボール全体への影響力を強めようとする、方向転換(攻めの姿勢)は、FIFA並びに、UEFAには深刻な問題となるだろう。それは、自らの芝生に、巨大なトラックが攻めてくる見たいな物だ。そして、G14は、彼等の安定した、経営の為に、欧州モデルの改正などを突き付けて来るに違いないと警戒心をあらわにしている。それは、CLのルール変更などの過去の例で、実証済みだ。そして、今度は、これ以上にエゲツナイ圧力を掛けて来るに違いないのだから。


