最近のデンマークは、フレンドリーなサポではないんだろうか?個人的に、結構、彼らのフットボール文化は好きだったのだが。Euro予選で、審判の判定を不服とした、デンマークサポが、グランドに進入。審判に暴行を加えようとして、この試合は、無効試合になり、スウェーデンの不戦勝を言い渡されそうな、勢いである昨今。一部のメディアは、デンマークフットボール史上、最悪な日と綴った。しかし、一部メディアが言うように、犯行に及んだ人物が、20缶程の缶ビールを喰らって観戦できる程の、セキュリティーチェックの甘さは、昨今の欧州フットボール界では奇跡だし。(笑)友好的な、スウェーデンとの試合だったので、甘さが露呈された。しかし、これからデンマークも厳しくなると思うと、些か複雑な感じもするが。
最近の中古市場は、サイクルが早いのか?もう、ザ・コアーズや、ブルーなんかが、叩き売り状態なのは、些か驚きなのだが。ブルーは、英国のボーイズバンドの正統派で、アナザー・レベルの系統を受継ぐ、白人3人と、黒人1人からなる4人編成のバンド。2000年の幕開けと同時に、セクシー路線で人気を博したバンドだが、意外と、ボーイズバンド、アルバム3枚、限界説を乗り越えることができず、ベスト盤を発売。他の先輩同様、見事に、解散、メンバーそれぞれの、ソロ活動と言う伝統的な道を歩むことになる。このバンドで、メインボーカルを執っていた、リー・ライアンのソロは、第二のロビー・ウィリアムスとの巷の評判を裏腹に、少しスランプに終わった。
結局、当初、地味に推移した、アルバムセールスも、ジワジワと伸ばして来た、サイモン・ウェッブの方が、今では、このグループの一番のソロ成功例と言えるかも。活動期には、スティーヴィー・ワンダーや、エルトン・ジョンとのコラボなどで、話題性を作り、日本マーケットを意識して、槇原敬之に楽曲、The Giftを頼むなど、プロモーションは上手かった。
このバンドの絶頂期は、多分、If you come backの頃で、この曲は、彼らの個性が一番に引き出されており、歌いやすい。結局、この路線では、長く続くはずもなく、古典的な、大人の歌える、ソウルグループをアルバム、Guilty辺りで目指すも。他の先輩同様、少し、無理があったようで。同じ頃の、Westlifeは、デビュー当時から、アイルランド、スライゴーの出身と言う、その芋臭さが幸いして、今では、保守層の支持をガッチリ掴み(メンバーのゲイ発言もあったが)、息の長いボーイズバンドとして、生き残っている。
How crazy are you?は、スウェーデンの女性ボーカリスト、メイヤのヒット曲。最近、日本のエビアンのCMで、この曲が使われている。中古CD市場では、供給の方が多かったのか?値崩れが著しいですが。このポップスは使いやすい物なのでしょうか?今更、スウェーデンポップって言うのもなんですが。日本では、ここら辺を聴いている層が、地味にその伝統を途絶えさせないように頑張っているのか?(笑)
エリック・カントナが現役を退いてから、早、10年の歳月が経過した。元々、フランスのレキップ紙のインタビュー記事だったが、英国の彼の人気の表れから、サンデータイムズが、英語に直して掲載。面白い、箇所を、独断で、抜粋。
プレーする、意欲が失せた時、それは、試合の為?それとも英国のフットボールを取り巻く環境が問題だったの?
環境が大きな要因だったと思う。マンチェスターを語るには、商品としての重要性を外すことはできない。時々、クラブ側は、選手に、メディアフレンドリーになれと、強制してくる。撮影、インタビューに応じたり、本を書いたり、笑顔で写真に写ったり。私のイメージや名前は多くの場所で使われる。それを避けるために、肖像権に関する、詳細な契約をクラブ側と結んだ。私の写真に対して、クラブ側にその取り扱いを全部委ねた訳だ。しかし、彼らの対応は、惨めなものだった。ファーガソンに会いにいった。そして、チェアマン、マーティン・エドワードにも話を聞いた。そして、私は、口を酸っぱくする程、言った、“すでに、事は始まっているのですよ”と。
試合前のある朝。朝食を摂りに行くと、テーブルの脇に置いてある、優秀なタブロイド紙の見出しに、私の写真が、平然と使われてる。ある選手は、タブロイド紙に自分の写真が載ることに、それ程、神経を注がないだろう。それよりも、大いに誇りに思う、選手も中にはいる。しかし、私の場合は、違った。タブロイドは、私のプレーよりも、私生活に興味を注ぐ悪質な物だ。クラブ側に対して、裏切られたと言う感情があった。その日、私は、引退するつもりだと、宣告した。そして、クラブ関係者に、“OK、私は、引退する。しかし、まだ終わってない。クラブのお粗末な対応について、法廷で戦う”と、告げたんだよ。
今のマンチェスター・ユナイテッドについて、どう思う?
昨今では、彼らには、フットボールクラブとしての顔と、莫大なお金を生む商品としての顔がある。その両方の顔は一見、共存共栄しそうだけど。しかし、私としては、マンチェスター・ユナイテッドはフットボールをやる為の組織だ。beau jeu(美しいプレー)の文化。そのような哲学は、長年このクラブに息衝いている。美しく勝利する方法などもそう。彼らのそんな文化は、まだ、凄く愛して止まないね。
40歳に差し掛かって、心境の変化はあるの?それとも、まだ、貴方は、French enfant terrible(フランスの駄々っ子)なの?
それって、僕がそう呼ばれていたってことかい?大した変化はないと思うよ。まだ、やろうと思えば、スタンドで観戦している野郎に、蹴り喰らわすこともできるし。
それでも、今は、少し落ち着いたように見えますよ。
まだ、時々、癇癪を起こしたりする。時は、自分に対して十分理解する機会を与えてくれた。しかし、私の究極の目標は、完全に悟りを開くことだ。常に、それを望んでいる。
貴方は、昨年のWC決勝にいたようですね?ジダンのあの頭突きにはどう感じられましたか?
実際、彼のあの行動はみていないんだ。私は、息子と、スタジアムにいたけれど、彼が、友人に電話をし始めたからね。ジダンがした事は、色々な意味合いがあったと思う。まるで、彼は、子供の頃、マルセイユの移民街の狭い路地でプレーしていたように、WC決勝まで進んだ。実際、マテラッティに与えた、頭突きよりも、その前の、軽打の方が、品が悪いように思えたし。彼にとって、あの時は、特に、フットボールは、子供の頃に体験した、楽しい物だった筈なんだ。ただ、純粋にプレーした結果があれで、自然と出た物だと思う。しかし、待ってくれ。決して、あの手の頭突きを擁護する訳ではないんだ。
ニューキャッスル会長フレディ・シェパード氏の、リバプールサポに対する、アットホームな会話は、Youtubeを通して、流された。“マイケル・オーウェンを君達のクラブに返してやるよ。そう、9百万ポンドで良い。まだ、彼は使えるよ”と、些か、中古品を売りつける、売人の趣を醸し出している。(笑)オーウェンの所属する、エージェントはこのような不可解な行動は受け入れがたいと、非難している。当然だろう。オーウェンの価値は、下落する一方だ。
CLの決勝が行われる、アテネの地には、リバプールサポのチケット難民が溢れると、警告する、クラブ関係者。2年前のトルコの地でも、凡そ同じチケット配布数にも拘らず、結局、4万人程のリバプールサポで溢れたスタジアム。結局、1万7千枚の配布は、今回も意味を成さないと言うのが、大方の予想だ。リバプールファンは、合法、違法のどちらの方法を採ろうとも、スタジアムに入ってしまう族。それなら、最初から、多めにクラブ側に分配して、合法的に配布した方が良いのでは?と言う、クラブ側の提案も焼け石に水。結局、この1万七千枚のチケットをゲットできるのは、欧州の試合にどれだけ足を運んだかで、ポイントが加算される、ポイント制。ポイントを多く獲得した者が、チケットの購入権を与えられる。同然、殆どのシーズンチケットホルダーには、無関係。彼らは、9千枚を巡って、クジ引きにへと回される、可哀想な結末に。何所の世界も、ポイントは大事ね。約2万枚とも言われてる、関係者用のチケットの多さにも、彼らは不満を隠せないが。これも、資本主義の縮図。結局、この席が、ブラックマーケット行きなのは、凡そ検討が付く。しかし、ブラックマーケットをUEFA自らが率先して、支援しているのは、相変わらずなのだが。(笑)
どうやら、カタランのフットボールクラブには、大きな改革が必要な事が、僅か一年の栄光の後、明らかになって来た。彼らの中心的存在の選手達の移籍話がちらほら。マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、ACミラン、バイエルンなどなど、欧州のビッグクラブの面々が、彼らの獲得に躍起になっている御様子。先程、アーセナルの監督は、自らの今シーズンを、良い物ではなかったと、認め。若い選手達は、我々の財産だと言い。来シーズンは、この財産を上手に活用していくのが重要課題だと発言した。要するに、今シーズンは、経験を与えるシーズンだったと言いたげなのだが?果たして、昨年のCL決勝進出は、今シーズンの躍進の前兆だと、言いたげだったことを考えると、一歩後退している、感もするのだが?どうだろうか?
沖縄に小旅行に行って来ました。しかし、生憎の雨、雨。最終日は、晴れましたが。しかし、僕の子供の頃に描く、沖縄は、戦争、なんですが。最近の沖縄は、リゾートなんでしょうね。アメリカ統治下だった頃の面影は、少しありますが。那覇は、日本のどっかの一県って感じで、異国情緒は感じ取れませんでしたが。政治的に複雑な地域なので、あえて、心の中にあることは、素直に書けませんが。奇麗な海って感じで、単純に余暇を楽しむ、リゾートだと思えば、ことはそんなに難しくないと思うので、そうすることに。しかし、ホテルで、このチャンネルを拝見すると、あ~、まだ、沖縄の戦争は終わってないのね?って思ってしまいます。平和のシンボルは、飽きる程あるし、平和の文字は、そこ等辺に死ぬ程落ちていた。しかし、一部では、過去の悲惨な出来事って感じで、現在進行系じゃないんだよね。今も、その中にいる感じがするのに。
ミランのホームスタジアム、サンシーロを文字って作った見出しは、サンが自慢げに行った、マスターピースだけど。日本語を使うとは、斬新だ。(笑)
あの自滅して行く、25分は、決して遭遇してはいけない物だった。簡単に、2点を謙譲。このレベルで、あのような自滅は、致命的だ。もう少し、上手く、対応できる筈だったが。ミランは、その点は、上手くプレスを行いながら、巧みにボールを扱っていた。その点では、素直に、彼らに敬意を払うべきだ。この大会を通じて、ここまで、素晴らしい形で駒を進めたので、尚更、この結果には、ガッカリしている。しかし、この試合前から、私達は、負けていたのかも知れない。彼らは、主力選手を休め、この試合へ、万全の形で臨んだ。私達には、できなかった事だ。しかし、その状況下にあっても、私は、選手に対して、やってくれるだろうと、期待を持っていた。
byアレックス・ファーガソン