アンドレイ・アルシャヴィンの復帰後、怒涛の如く、快進撃を繰り広げる、ロシア。結局、ロシアは、今、オランダ人の組織的なフットボールにドップリ浸かって、自分達なりのフットボールに進化させようとしている過程なのか?しかし、アルシャヴィンの所属する、ゼニト・サンクト・ペテルブルグの監督は、これも同じく、オランダ人のディック・アドフォカート。彼は、最近、UEFAカップで、レンジャーズを破り、優勝に貢献した彼の移籍は、もう時間の問題だと、発言したが、このEUROでの爆発で、どうやら、一層、避けられない状態になったと、白旗を揚げた様子だ。
彼が率いるロシアは、70年代のトータルフットボールで謳歌したオランダの再来だと綴るのは、使い古された文字の羅列だ、しかし、彼が、皮肉にも、このチームを率いたヨハンクライフを再現しているのは、間違いないと英国のメディアは、インディペンデント紙は綴る。
http://www.sport.es/default.asp?idpublicacio_PK=44&idioma=CAS&idnoticia_PK=491620&idseccio_PK=803
以前、このデンマーク人監督(ミカエル・ラウドルップ)のスペインリーグでの活躍は、紹介したが、今度は、バルサの監督候補に噂される程、盛り上がっている、御様子。(笑)ヨハンクライフの遺伝子を受け継ぐには、彼のフットボールスタイルしかないと、綴り。些か、過熱気味。(程々に)しかし、彼が指揮するクラブは、ライバルクラブ(レアル)と仲良しなので、微妙だと言えば、微妙なんだが。
最近、これを買ってプレー中なのだが、如何にも、何気に、イングランドが強い。データーに直すと、強くなってしまうのか?些か、、、これで、ユーロに出れないとは、フットボールとは、奥が深いのか?作り手の、思い入れなのか?
http://www.asahi.com/sports/fb/TKY200802080048.html
英プレミアリーグ、海外公式戦を検討 5都市で
2008年02月08日10時24分
サッカーの英イングランド・プレミアリーグは7日、海外での公式戦開催を検討していることを明らかにした。現在、20チームが各38試合行っているところを39試合にし、増えた10カードを「インターナショナル・ラウンド」と銘打って1月に世界各地で行う計画。10~11年シーズンからの実施をめざし、日本を含めたアジア、中東、北米からの立候補を見込んでいるという。
英BBCによると、計画では世界から開催地を募り、5都市で2試合ずつ行う。対戦カードは抽選で決める。
米NFLは昨年10月にロンドンで初の公式戦を行い、大リーグは日本で公式戦を開催。米スポーツ界が進める世界展開に、プレミアもサッカー屈指の人気リーグとして乗り出すという戦略だ。これまでもマンチェスターUなどが独自に海外進出していたが、公式戦の開催でリーグとしての認知を高める狙い。同リーグのスクーダモア会長は「とどまってはいられない。我々のいい部分を守ると同時に波に乗る努力をしていく」とBBCに話した。
高級紙ガーディアン(電子版)は新たな試合の放映権料だけで、リーグ収入は1年当たり最高8000万ポンド(約170億円)増えるとの試算を紹介した。
一方で商業主義への批判もある。ホーム・アンド・アウェー以外の試合をリーグの勝ち点に加えるのは公正ではないとの声も出ている。
最終結論を10~11年シーズンからの放映権料の交渉が始まる前の来年1月に出す予定だ。
結局、このインターナショナル・ラウンドと言う変則的な一節は、其の試合を誘致する国にとって、美味しい物になる必要がある為、是非とも、俗に言うビッグ4のクラブが、絡む試合を主催するのが、希望であり、興行が成功する鍵ともなって来る。この問題を解決する為に、彼等は、このラウンドだけに適用される、変則的な、シードの実地を(リーグ上位クラブ同士が対戦しない)仄めかしている。これは、要するに、リーグ戦で降格争いを行っている、プレミアリーグの中にあって、弱小と称される、クラブが、何れかのビッグ4のクラブとシーズン中に、3回対戦する可能性があると言う物であり、公平性に欠けると言う危惧が囁かれている。(結局これも、このラウンドでのポイントも、シーズン中のリーグポイントに加算されると言う、複雑さから来る物だのだが
結局、ファンの間では、歴史の投売りだと、否定的な意見が多いが、プレミアリーグの各クラブの関係者は、乗り気満々だ。要は、ビッグ4のクラブよりも、それ以下の中堅のクラブにとって、このプランが与える恩恵は大きいと考えられる。結局、ビッグ4は、世界にそれなりの知名度があり、独自で、ワールドツアーと題して、巡業で荒稼ぎ出来る訳で、中堅のクラブや、降格争いをしている、クラブには、思ってもない、臨時収入となるのである。
候補地に囁かれる、日本の反応は、些か冷ややかで。この提案には、問題があるとの見解を示したようだ。JFAの副会長、小倉純二氏は、プレミアリーグのこのような提案は、少し問題があると感じている。これまでも、セリエAや、他のリーグからも、エキシビションの話はあったが、断ってきた。原則的に、このプレミアの提案は、断るつもりでいる。私達は、自国のリーグを保護する役目にあり、日本のクラブが係わっていない、試合を開催するつもりはないと、キッパリ否定をしたと、言うことだが。
http://football.guardian.co.uk/News_Story/0,,2254817,00.html?gusrc=rss&feed=5
ロナウジーニョ、五輪のオーバーエイジ枠から漏れたと、ブラジルのメディアで明らかになったと、スペインのメディアは報道しているが。その三人は、フアン(ASローマ)、カカ(ACミラン)、ロビーニョ(レアルマドリッド)だそうで、彼は、この三名の補欠的な立場だと言うことだそうで。(笑)
http://www.sport.es/default.asp?idpublicacio_PK=44&idioma=CAS&idnoticia_PK=479697&idseccio_PK=803
セルティックFCに入団が決まった、水野晃樹に対しての、監督ゴードン・ストラカンの評価は、以下の様な感じのものだそうで。
http://www.timesonline.co.uk/tol/sport/football/scotland/article3292398.ece
彼は、まだ欧州のフットボールに対して、準備段階の状態だ。先輩の中村俊輔と違って、彼は、日本の小さな街(多分、市原のことを言ってるのだと(笑))からやって来て間もない。中村は、其の点、イタリアでの数年間の準備期間がある、これは、彼との大きな違いだと、述べる。
しかし、グラスゴーと市原の人口って、そんなに、大差ないと思うのは、私だけでしょうか?(笑)
ミュンヘンの悲劇から、50周年を迎える、マンチェスターユナイテッドの面々は、この飛行機事故のドキュメンタリーフィルムを見せられ、感動の嵐だったと言う、とても感動的な記事。しかし、ここ、2週間程、この話題で、盛り上がっているのは、なんとも。しかし、週末に行われる、記念試合の相手が、永遠のライバル、シティーだとは、皮肉。なんともね、、、
最近、ワールドカップの大陸ローテーション制を廃止する考えを披露した、FIFAのブラッター会長。それも、其の発言が、熱心に誘致活動を行っている、英国の国営放送BBC。従来のローテーション制では、高度な競争原理が働かないと、南アフリカ大会後の2014年WCの、候補地が、南米で行われることが決まっている昨今、ブラジルしか立候補していない(これからも、他の南米の国が立候補する可能性は低い)ことに、苛立ちの念を隠せない現実を突き付けられての発言だ。
結局、欧州の国々や、新興国(中国、豪州など)は、旨みのある、条件を提示できるのだ。大陸ローテーション制を導入している限り、なるべく早くやりたい彼等の要求と、FIFAの思惑(お金儲け)が一致できなくなる可能性がある。これも、現FIFAが欧州寄りであることも影響しているが、この公平的な制度が、競争と言う、資本主義の大前提によって、簡単に壊されようとしている。結局、世界のスポーツを共有する為の組織が、片寄った意見を反映する、片寄った組織になってしまっている典型的な例だとも言えなくもないが。
最近のデンマークは、フレンドリーなサポではないんだろうか?個人的に、結構、彼らのフットボール文化は好きだったのだが。Euro予選で、審判の判定を不服とした、デンマークサポが、グランドに進入。審判に暴行を加えようとして、この試合は、無効試合になり、スウェーデンの不戦勝を言い渡されそうな、勢いである昨今。一部のメディアは、デンマークフットボール史上、最悪な日と綴った。しかし、一部メディアが言うように、犯行に及んだ人物が、20缶程の缶ビールを喰らって観戦できる程の、セキュリティーチェックの甘さは、昨今の欧州フットボール界では奇跡だし。(笑)友好的な、スウェーデンとの試合だったので、甘さが露呈された。しかし、これからデンマークも厳しくなると思うと、些か複雑な感じもするが。


